ヘアライン植毛の痛みはどれくらい?手術当日のリアル体験
ヘアライン植毛は、生え際の形を整えることで顔の印象を大きく変えられる施術です。
毛を1本ずつ採取して移植するため、施術時間は5〜6時間と長く、その間の痛みが気になる方も多いのではないでしょうか。
特に「どれくらい痛いのか分からない」という不安から、一歩踏み出せずにいる方も少なくありません。
そこで本記事では、実際に私がヘアライン植毛を受けた体験をもとに、術中・術後それぞれの痛みについてリアルに解説します。
痛みがいつまで続いたのか、鎮痛剤は必要だったのかまで正直に書くので、これから植毛を検討している方はぜひ判断材料として参考にしてみてください。
この記事を書いた人
Yuno|30代・会社員・一児の母
デコ広×脳出血の傷跡×産後ハゲという3つの悩みを抱え、2025年6月に3,000本のヘアライン植毛を受けた経験者。情報が少ない女性の植毛事情をリアルに発信中。

ヘアライン植毛の痛みはどれくらい?

ヘアライン植毛の痛みは「全く痛くない施術」ではありませんが、我慢できないほど強い痛みがずっと続くわけでもありません。
実際には、痛みを感じやすいタイミングがいくつかあり、それ以外の時間は耐えられるレベルです。
また、麻酔の種類やクリニックの方針によっても体感は大きく変わります。
ここではまず、痛みを感じやすい場面・術式による違い・麻酔の種類について整理します。
痛みを感じやすいタイミング
結論から言うと、植毛で痛みを感じやすいのは次の3つです。
- 局所麻酔の注射
- 後頭部のドナーの採取
- ヘアラインの移植時
中でも一番つらいのは局所麻酔の注射です。
たとえば腕に打つ予防接種でも1回でしっかり痛みを感じますが、植毛では広い範囲に何度も針を刺していくため、痛みの強さも回数も段違いです。
特に顔や頭は神経が敏感な部位のため、より痛みを感じやすいといえます。
一方で麻酔がしっかり効いてくると、強い痛みはほとんどなくなり、「チクチクする違和感」が続く程度になります。
つまり、最初の麻酔を乗り越えてしまえば、その後は比較的耐えられるレベルに落ち着くケースが多いです。
切開法と非切開法で術後の痛みは変わる
植毛には、後頭部の皮膚を帯状に切り取る切開法(FUT)と、毛根を1つずつくり抜く非切開法(FUE)があります。
術中の痛みは麻酔があるためどちらも大差ありませんが、術後の痛みは切開法の方が強く出やすいと言われています。
切開法 → 頭皮を縫合するため、術後の引きつれ感や痛みが出やすい
非切開法 → 傷が点状で小さいため、術後の痛みは比較的軽い。数日〜1週間程度で落ち着くことが多い
術後の痛みを抑えたい方は、非切開法を選ぶのがひとつの判断基準になります。
術式の違いについては別の記事に詳しく書いています。

麻酔の選び方と適応|局所・笑気・静脈

植毛では基本的に局所麻酔がベースになります。
意識はある状態で、施術部位の痛みだけを感じにくくする方法です。
これに加えて、緊張を和らげる笑気麻酔や、眠ったような状態になる静脈麻酔を併用できるクリニックもあります。
痛みに弱い方はこれらを組み合わせることで、体感をかなり軽減できます。
一方で、クリニックによっては局所麻酔のみの場合もあります。
その場合は、痛みだけでなく、5〜6時間の施術をすべて意識がある状態で受けることになり、体力的・精神的な疲れを感じやすくなります。
また、長時間の手術では途中で麻酔が切れて痛みを感じ始めることもあります。
その場合は麻酔を追加してもらえるので、我慢せず伝えることが大切です。
事前にどの麻酔が選べるのかを確認しておくことが重要です。
【リアル体験】手術中のヘアライン植毛の痛み

ここからは、実際に韓国で施術を受けたときの体験をもとに、より具体的な痛みの感覚をお伝えします。
私が受けたクリニックでは局所麻酔のみで、追加の麻酔オプションはありませんでした。
そのため、比較的リアルな痛みをそのまま感じたケースになります。
工程ごとの痛みを10段階で表すと、私の体感はこんな感じでした。
- 局所麻酔の注射 → 8(一番つらい)
- ドナー採取中 → 4(チクチクした刺激が続く)
- 移植作業中 → 2(違和感程度。うとうとできる)
- 術後翌日以降 →1~2(部分的にズキッとする程度)
局所麻酔のときの痛み
正直、局所麻酔はかなり痛かったです。
何度も針を刺していくため、徐々に耐えられなくなっていきます。
範囲が広いため、ブロックごとに分けて麻酔→採取を繰り返し、そのたびに痛みがあります。
正直、ここが一番つらい時間でした。
あと何回刺されるんだろう…という終わりが見えないしんどさもあり「これが最後だよ!」と言われた時には心の底からほっとしたのを覚えています。
私はボトックスやヒアルロン酸など、美容施術の注射には慣れているほうですが、それでもかなりきついと感じました。

普段の注射とは比べ物にならない、回数と範囲の広さがあるためです。
毛根(ドナー)採取のときの感覚
ドナー採取中は強い痛みはありませんが、細かいチクチクした刺激がずっと続きます。
完全に無感覚ではなく、一定間隔で刺激があるため、眠りたくても寝られない状態になります。
また、長時間うつ伏せの姿勢になるため、首や体のしんどさも重なります。
通訳さんと先生がずっと韓国語で話していて、たまに通訳さんに話を振られて答えるという感じでした。

知っている韓国語ある?発音いいね!など、和気あいあいとしており何とか耐えられました。
移植作業中の感覚
移植の工程に入ると、体勢が仰向けになるため、身体的な負担はかなり軽くなります。
移植部位にも局所麻酔をしたのだと思いますが、採取部位と比べれば範囲が狭かったせいなのか辛かった記憶がほとんどありません。
疲れもあり、途中でうとうとする時間も出てきます。
ただ正直に言うと、時間が経つにつれて麻酔が薄れてきたのか、移植の刺激を少しずつ感じやすくなってきた気はしました。
麻酔は言えば追加してもらえると思います。でも私は「あの麻酔をまた打たれるくらいなら、このまま耐えた方がマシ」と思ってしまい、最後まで頼みませんでした(笑)

それくらい、麻酔の注射が一番痛いということです…。
【手術後】実際に感じたヘアラインの痛みと違和感

植毛は術中だけでなく、術後の感覚も気になるポイントです。
ここでは、当日から1週間のリアルな変化についてまとめます。
当日の痛みや頭皮の感覚
手術が終わった当日はほとんど痛みを感じませんでした。
局所麻酔がまだ効いているため、後頭部も生え際も無痛に近い状態です。
ただし、なんとなくの違和感と「絶対に触れてはいけない」という緊張感が強く、その日はほとんど眠れませんでした。
痛みというより、神経を使うストレスが大きい日でした。
でも、もし切開法で手術していたらこの程度では済まなかったと思います。
特に後頭部は枕で圧迫されるため、しばらく痛みが強かったのではと思います。

この時はつくづく非切開にして良かったな…と感じていました。
翌日以降の痛みと鎮痛剤のリアル

翌日から、局所麻酔が完全に切れて1週間ほど後頭部の痛みが続きました。
大きな痛みではないのですが、部分的にズキっとする痛みがあり、さらにその痛むスポットが日によって変わりました。
採取した箇所が赤く炎症が起きているのでは?
と家族に後頭部を見てもらいましたが、徐々に剃毛した周囲の毛が生えてきているためよく分からず。
もう少し続いたらクリニックに問い合わせてみようとも考えていましたが、数日たつと落ち着きました。
なお、クリニックからは鎮痛剤が7日分処方されていました。
頓服ではなく1日3回飲むよう指示されていたので飲み切りましたが、体感としては3日目以降は鎮痛剤なしでも問題ないレベルの痛みでした。

「痛み止めが必要なほど痛いのは実質2〜3日」というのが正直な体感です。
移植したヘアラインは全く痛くありませんでしたが、2〜3日経つと痒みが出てきました。
無意識に掻いてしまわないよう、かなり注意していました。
初めてのシャワーで採取部位がしみた
術後の痛みで想定外だったのが、シャワーです。
帰国して初めて自分でガーゼを外してシャワーを浴びたとき、後頭部の採取部位がかなりしみる感覚がありました。
お湯が当たった瞬間「いたたた…」となるレベルで、最初は恐る恐る流していました。
採取部位は小さな傷が無数にある状態なので、考えてみれば当然なのですが、事前に知らなかったので少し焦りました。
ただ、しみたのは初回だけで翌日からは大丈夫でした。
同じように初めてのシャワーでしみても、傷が落ち着いてくれば治まるので安心してください。

術後の痛みはいつまで続く?時系列まとめ
私の体感を時系列でまとめるとこうなります。
- 当日:麻酔が効いていてほぼ無痛。緊張で眠れない
- 翌日〜3日目:後頭部に部分的なズキッとした痛み。鎮痛剤が活躍する時期
- 初シャワー:採取部位がしみる。初回だけで翌日からは平気
- 3日目以降:鎮痛剤なしでも耐えられるレベルに。ヘアラインに痒みが出始める
- 1週間後:後頭部の痛みがほぼ落ち着く
植毛手術のダウンタイムや経過を詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

ヘアライン植毛の痛みを軽くするポイント

ヘアライン植毛の痛みは完全にゼロにはできませんが、工夫次第で大きく軽減できます。
事前準備とクリニック選びが特に重要です。
痛みが不安な場合は事前に相談する
痛みの感じ方は麻酔で大きく変わります。
笑気麻酔や静脈麻酔を併用することで、体感はかなり軽くなります。
そのため、不安がある場合は必ず事前に相談することが重要です。
追加料金がかかる場合もありますが、長時間の施術を考えると、負担軽減のメリットは大きいです。
また手術中に麻酔が切れてきた場合も、追加の麻酔をしてもらえます。

遠慮せずに希望を伝えることが結果的に満足度につながります。
クリニック選びも重要
痛みに配慮しているクリニックかどうかが非常に重要です。
実際に局所麻酔のみで長時間行うと、身体的にも精神的にも負担が大きくなります。
麻酔の選択肢があるか、休憩の取り方や対応が丁寧かなども確認ポイントです。
費用だけで選ぶと、結果的に負担が大きくなる可能性があります。
実際に私自身も費用だけでクリニックを選んだため、麻酔の選択肢がなくかなりしんどい思いをしました。
事前カウンセリングでしっかり比較することが大切です。

ヘアライン植毛の痛みは強い?体験から感じた結論

私の経験の結論として、ヘアライン植毛は「最初の麻酔はかなり痛いが、その後は耐えられるレベル」です。
ずっと強い痛みが続くわけではなく、ピークは局所麻酔のタイミングに集中しています。
術中はチクチクした違和感、術後は軽い痛みが数日続く程度で、鎮痛剤が必要なのは実質2〜3日でした。
ただし、麻酔の種類やクリニックによって体感は大きく変わるため、自分に合った環境を選ぶことが重要です。
痛みが理由で迷っている方も、対策をすれば十分乗り越えられる施術といえます。
痛みへの配慮や麻酔の選択肢は、カウンセリングで直接確認するのが一番確実です。

以下は私が実際に調べた、女性の植毛に対応しているクリニックです。いずれも無料カウンセリングを実施しています。
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費用を抑えたい方向け。全国提携院で無料カウンセリングが受けられる。
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1998年開院の老舗植毛専門クリニック。カウンセリングの丁寧さに定評がある。
※本記事の情報は2026年6月時点のものです。医療に関する情報は個人差があります。施術を検討される際は必ず専門のクリニックにご相談ください。


